士乎路紬(片身変わり/縞と格子・深紫色)
473,000円(税込)
ポイント | 4300 ポイント |
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素材 | 絹100% |
サイズ | 反物幅/ 約1尺0寸1分(約38.3cm) |
備考1 | 室町の加納 |
備考2 |
仕立て有無選択《紬/袷》
湯通し(地入れ)有無選択
ガード加工有無選択《紬》
数量
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真綿紬に求めるものの第一は、まず着心地。
お洒落であることも大切ですが、真綿紬の良さは身を包まれる幸福感にあるのだと弊店は思うのです。
軽くて皴になり難くて、肩が凝らない。つまり着ていて楽であること。
着心地の良さは大切なのです。
真綿紬の糸を繰り、染め、そして紡ぐ。
その全ての工程に於いて、信頼出来る実直な人の手触りが感じられる士乎路紬(しおじつむぎ)に身を包むと、工芸の素晴らしさを堪能しつつ、
どんな帯を合わせようとお洒落心がざわめきます。
残念ながら、士乎路紬の今後の生産は見込まれませんが、
織って下さった作品を、大切に大切にお届けしてまいります。
多くの皆様にその着心地の良さを知っていただけることを願いつつ…。
今回ご紹介いたしますのは、深紫色、縞&格子を共に楽しめる魅力的な作品です。
半身には白の細いラインの縦縞として、半身には小格子が現れるよう片身違いに織り分けた作品なのです。
お色は深紫(こきむらさき)色。
青みが多い紫ですから、光線によっては濃紺に映るかもしれません。
白の縞と格子が濃地に浮かび、明るく感じますね。
遠方からは無地紬に映るかもしれませんが、さにあらず。
近づくにつれ、縞?格子? 身頃の左右で柄が違うのね♪となることでしょう。
手織りならではの縞と格子のラインの揺らぎや、糸のネップが見え隠れする布の表情がとてもチャーミング。
本場結城紬にもひけをとらない真綿(絹)のほっこりさや柔らかさを含め、民藝らしい佇まいなのです。
縞や格子の間隔が大きいと、粋な片身違いになるかもしれませんが、
本作品のような小さな縞と格子ではその心配はございません。気負いなく片身変わりをお楽しみ下さいませ。
お色違いの鳥の子色の片身変わりを、「きものSalon 2022-2023秋冬号」p.89 にて上戸彩さんにご着装いただきました。
ご参考までにその画像も掲載させていただきます。