洛風林　九寸織名古屋帯（キエフ花唐草/月白色）洛風林『着物・呉服えり新』

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洛風林　九寸織名古屋帯（キエフ花唐草/月白色）

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伸びやかな枝に咲く更紗花が大胆でいて素朴な趣も感じられるキエフ花唐草文。

こちらは、洛風林の先代堀江徹雄氏が研究の為、ウクライナの首都キエフを訪れた際、染織美術館（旧キーエボ・ペチュールスキー修道院）の窓ガラスに描かれていた絵を元に図案化なさったとか。
直接ガラスに彩色された素朴なものだったようですが、堀江氏の眼に留まったのですね。

この度ご紹介いたしますキエフ花唐草文の名古屋帯は、スタイリッシュですっきりとした作品です。
淡く青みを帯びた白”月白色”の地に、すっと伸びた銀の枝がまず綺麗ですよね。

花やつぼみは、控えめに輝く白銀色をメインに据えつつ、青藤色や滅紫色でアクセントを、灰桜色のベージュピンク色で甘さを加えた作品です。

いつものことながら、配色を変えるとこうもイメージが変わるものかと驚きますね。
だから何本でも欲しくなるのよね、と、お客様の心のお声が聞えてきそうです。

帯地は、ふんわりとギャザーを寄せたようなふくれの風合い、しっくりと手に馴染むとご好評です。

お洒落着に、晴れするシーンにも是非。

▲写真は、未仕立て状態です。お仕立て時に、芯を入れて両脇約５分（約1.9cm）ずつ縫い込みます。

▲お太鼓と前（腹）の柄。

▲ コーディネート例の詳細は、こちらをご覧ください。